医療と看護の情報共有「つまりケアネット」
4月から新潟県十日町市では「つまりケアネット」を稼働することを発表しました。 これは高齢者の最も希望する住み慣れた地域での生活のために医療介護のスタッフ間の情報共有が目的です。

地域でのケアを望む高齢者

医療と看護の情報共有「つまりケアネット」についてのイラスト 高齢者の多くは住み慣れた地域での終末期を希望しています。 高齢者の介護については医療と介護が重要な案件ですがその関係がスムーズに行われていないのが現状でした。高齢者は医者にかかることも多く多種多様な通院歴を持っています。
かかりつけ医はあるものの内科、耳鼻科、歯科などと同時にかかっていたりもして同じ種類のはお薬の重複してしまうといったことも起こりえます。
また、介護においても医師との疎通がなされないと状況把握は困難となります。
そういった問題点を抱えながらも、やはり地域での生活を望む高齢者の声と政府の対策とから今回の企画が必要となります。

では、どういったものでしょうか

十日町市では2年計画で平成26年から取り組んできた「つまりケアネット」を4月から実施します。 この計画においては、パソコンで医療関係者同士の確認作業が出来るものです。そして高齢者の情報を登録すれば関係者同士が共有できるというシステムです。これは医療関係者のみではなく、介護関係にも広く普及させ担当高齢者の状況報告などにも役立つものです。
例えば、寝たきりの高齢者の場合心配になるのが褥瘡です。「ちょっとおかしいかな」と思った訪問介護のヘルパーが、タブレットで撮影し医師に適切な処置を依頼したりも可能です。在宅看護の場合なども看護師が現在の状況を医師へ報告が撮影などにより端的となりその後の治療計画にも役立ちます。勿論個人情報の問題もありますのでご本人やご家族の了解の元での情報開示となります。
今までの薬歴やアレルギーなどもデーターベースにありますし、検査情報も共有できます。
医療従事者と介護従事者また薬剤師と三位一体となったケアが実現できます。

今後の活用

今回は十日町市となっていますが、新潟県では長岡市、新潟市、三条市でも実施予定です。 現在180人の医療関係者と介護関係者の登録があり、400人程の患者の情報を共有しますが、今後はもっと増やしていきたい考えです。
費用的には通信費のみとなり、システムは十日町市が導入しました。これにより、適切で迅速な対応が期待されています。

まとめ

ITの開発と普及は目覚しいものです。使い方しだいで有効になるツールです。どんどん活用されるといいですね。 しかし…私はやはり人と人の繋がりが一番大切だと思います。便利になっていくのはとてもいいことですが、高齢者にとっては的確で迅速な対応よりも、人の温もりある行動と言動が地域に生活する一番のメリットではないでしょうか。 使いこなすのが人であって機械ではありません。
100の薬よりたった一言の「大丈夫?」が一番のときもあると思います。


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