遺言書とエンディングノートの違いとは?
遺言書やエンディングノートのマイナスなイメージは最近では払拭されつつあります。どちらも大切な人への最期のメッセージという意味合いが強くなってきているといえるでしょう。しかし、この2つの違いや使い分け方法を知る人は多くはありません。違いを知ることは、終活にむけての大切な準備だと思います。

エンディングノートと遺言書の違い

遺言書

自分の意志を遺された人たちに伝えるものです。大きく分けて、自筆証書遺言と公正証書遺言があります。中でも公証役場で公証人に関わって作成したものは、公正証書遺言といい、法的な効力を生じます。法的な効力を満たすために書き方など様々なルールがあります。

エンディングノート

法律は関係ありません。遺産を誰に渡したい、形見分けをどうしてほしいなど様々な希望を書く欄がありますが、これはあくまでも「希望」であって法的な効力は一切ありません。法的な効力はないので、書き方や内容は全く自由なのです。

エンディングノートの役割

遺言書とエンディングノートの違いとは?についてのイラスト 前述の通り法的な効力はありませんが、エンディングノートには大きく分けて4つの役割があると考えます。

遺言書を書くための気持ちの整理

いきなり遺言書を書こうと思っても、誰に何をどういう配分で渡すかなどなかなか決められないこともあるでしょう。エンディングノートには、これまでの人生でお世話になった方のこと、うれしかったこと、悲しかったことなど書く欄があります。こういった欄を使って、自分の考えを整理するといいでしょう。

遺言書を書くための財産の棚卸

遺言書には原則として、債務も含めて全ての財産について書いておくのが望ましいです。そのために、エンディングノートでは財産の把握するために活用できます。

手続きをスムーズにするためのメモ

相続が起きた後、どこに何があるのかわからないというケースは多々あります。そういった事態にならないよう、「どこに何の財産がある」「遺言書があるなら、どこにしまってある」といったことを記載しておくと、スムーズに手続きに入ることができます。

想いを伝えるためのもの

これがエンディングノートの一番大きな役割だと感じます。法的なルールがないからこそ、感謝の気持ち、後世に残したい思いなど自分の気持ちを自由に書くことができます。遺言書は、法的文書であるがために、公証人や金融機関の手続先など人目に触れることも結構多いのです。エンディングノートは、人目に触れることもないので、大切な人や家族に伝えたい想いを思う存分残すことができます。

まとめ

終活にむけて、遺言書やエンディングノートを考えている方も多いのではないでしょうか?それぞれに違った役割があるので、どちらか一方ではなく、両方セットで残しておくことも検討してみましょう。


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