認認介護とは?認認介護の現状にせまる

認認介護とは?

認認介護とは?認認介護の現状にせまるについてのイラスト 認認介護とは、夫婦や親子、兄弟が認知症を発症してしまい、しかも介護を要している方がいる場合に起こってしまうもので、お互いに認知症を発症してしまっていることから、この名称が付けられました。高齢化に伴って認知症患者数も増加しており、介護が必要になる原因の病気としても脳血管疾患に次ぐ2位となっています。そのため、認知症を発症し介護が必要となる場合が多いのですが、最近介護をする側も高齢者である「老老介護」が増えてきており、その介護をする側の高齢者も認知症を発症してしまい、認認介護となってしまうケースが増加しているのです。

認認介護の現状

高齢者が認知症を患ってしまい在宅介護をしている方で、老老介護の割合が約20%、在宅介護の中で一人が認知症というケースが10.4%、さらに、二人とも認知症というケースが2.5%となっています。また、老老介護の中で、一人が認知症というケースが約半数となる51.5%、二人とも認知症というケースが10.4%となっています。このグラフを見ると分かるように、老老介護の場合、認知症を発症している方の割合がとても高く、認認介護となっている家庭も決して少なくないのです。

認認介護によって起こってしまった事故

認認介護ではお互いが認知症を患ってしまっているため、様々な事故や事件が起こっています。中でも印象に残っている方もいらっしゃるかと思いますが、認知症同士の夫婦で、夫の介護を妻がしている時に、夫がおむつの交換を嫌がったことに腹を立てた妻が、夫を叩き続けて殺してしまったという事件が実際に起きてしまいました。妻は認知症であるが故に、何が起こっていて、何故夫が死んでしまったのかも分からなかったそうです。また、認認介護の家庭が増えると、徘徊を止められずそのまま事故に遭ってしまったり、火の不始末が原因で火事になってしまったりと、認認介護は様々な事故に繋がってしまうのです。

認認介護を防ぐためには?

このような問題を引き起こさないようにするためにも、今後も増えていくだろう認認介護を防ぐために対策を練る必要があります。しかし、現在の介護保険ではなかなか認認介護の対応をすることは難しいとされており、すぐに改善という形が取れないのが現状です。そのため、介護者が認知症になってしまったことに早く気付き、対策をとることが大切です。
家族が近くに住んでいるようなら、定期的に会いに行き、もしも遠方に住んでいてなかなか様子を見ることが難しいのであれば、地域包括支援センターなどの行政に相談するという手もあります。また、家族に頼ることが出来ない、難しいという方は、介護施設へ認認介護の相談をすると優先的に入所できるようにしてくれる場合もあります。自分ではどうにもならなくなってしまう前に、対策を行っておくことが大切です。
このように自分たちで対策することはとても重要ですが、家族や地域が一体となって高齢者をサポートしていかなければ認認介護はさらに増加してしまいます。高齢化が進む日本では、介護サポートをさらに充実させていかなければならないのです。

認認介護の出現率

介護保険利用者の介護状況まとめについてのグラフ


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