介護報酬とその算出方法

多くのサ高住に介護サービス提供事業所が併設されています

サービス付き高齢者向け住宅での介護報酬はどうなってるの?についてのイラスト
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は高齢者向けの賃貸住宅であり、必要に応じて個別に契約することで外部サービスを受けることができます。 訪問介護をはじめ、夜間対応型訪問介護や定期巡回、居宅介護支援などが主に利用されていますが、現状多くのサ高住に介護サービスなどを提供する事業所が併設されています。 それらの事業所は、介護報酬を受けることで運営しています。介護報酬とは、介護サービス利用者にサービスを提供した際、対価として介護サービスを提供した事業者に支払われるサービス費用のことを指します。 介護報酬の算出方法としては、各サービスで定められた単位数に厚生労働大臣が定める1単位の単価と照らし合わせる必要があります。この単価については地域やサービスにより異なります。
介護報酬算出の計算式の表
訪問介護事業所の身体介助を一例に挙げると、20分未満で165単位ですので、1単位10円の場合、1,650円が訪問介護事業所に支払われる介護報酬となります。

介護報酬の減算について

しかし、2015年の介護報酬改定で介護報酬の減算が行われました。本来、サ高住では自由に事業者を選択できる形式となっていますが、併設の事業所の介護サービスへ誘導してそこでしかサービスを受けないようにするような囲い込みを防止するために、サ高住のような集合住宅でサービスを提供する場合には、職員の移動等の労力が他の在宅利用者と比べて小さいことから行われた減算改定です。介護報酬の1割はご自分で負担することになるので、今回の介護報酬の減算は利用者の負担額軽減という意味ではメリットといえるかもしれません。しかし、介護報酬減算によって併設や隣接する事業所が少なくなる可能性があり、近隣からサービスを受けることが難しくなるという側面もあります。

介護報酬の加算について

介護報酬が加算となる対象はたくさんありますが、こちらではわかりやすく夜間や早朝に訪問し、介護サービスを提供した場合について説明します。この場合もとの単位数に100分の25単位の加算が認められます。同じく訪問介護事業所の身体介助を夜間や早朝に受けた場合を一例に挙げると、20分未満で165単位ですので、165×0.25(100分の25)=41 ※少数点以下は四捨五入 もとの165単位に加算分の41単位を足した合計数がこの場合の介護報酬の単位数となります。

独居高齢者加算について

もう1つ加算となる対象を説明すると、独居高齢者加算といって、一人で生活している利用者の方に対し、介護サービスを行った際に加算する事ができる加算方法があります。 利用者の方から介護支援専門員(ケアマネージャー)に、一人で生活しているという旨の申告があった場合、介護支援専門員のアセスメントにより利用者の生活状況を確認したうえで独居高齢者加算が認められます。認められる単位数は1月に150単位ときめられています。
よりよいサービスを提供できる事業所の運営を維持するためにも、介護報酬の減算や加算はすごく大事な部分です。3年ごとに介護報酬の見直しがありますが、もし介護報酬の改定が発表された場合には迅速な対応が運営のカギを握るのではないでしょうか。

lpinto

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