尊厳死と安楽死の違いとその内容について

尊厳死とは?

尊厳死と安楽死の違いとその内容についてのイラスト 尊厳死は、どんな医療技術を使っても回復することができない状態において、これ以上延命処置を行わずに死を迎えることをいいます。この場合、本人の意思表示が必要で、事前にリビングウィルを作成する必要があります。
リビングウィルとは、生前に末期状態になったとき、延命処置をしないで欲しいといった内容を宣言し、署名をしておきます。作成後、身近な人にこのリビングウィルを配っていくことでその状況に陥ったとき本人の意思を尊重することができます。
リビングウィルを利用してしっかりとした意思表示を示していないと、ご家族の判断で延命処置を行うのか判断しなければなりません。もし尊厳死を主張する場合には、事前に内容を理解しておく必要があります。

安楽死とは

安楽死は、尊厳死と似ている部分はありますが、一番の違いは自分の意思で延命処置をしないと決めるのではなく、治療を進めていく上で精神的及び肉体的に苦痛を感じる日々から開放してあげる為に、人為的に死を早めてあげることをいいます。尊厳死の場合は、主に末期状態で延命処置をやめることを指しますが、安楽死は自分の意思だけではなく周りの人の意見にも左右されてしまいます。
苦痛を感じることなく静かに死を迎えたい、周りの人に迷惑をかけたくないなどで事前に安楽死を希望する方も多くなっています。そして、この安楽死には消極的安楽死と積極的安楽死の2種類が存在しています。積極的安楽死は、命を終了させる為に薬物を投与するなどをして、死を迎えられるように導いあげることをいいます。一方、消極的安楽死は最期を迎える為に治療や薬の投与を一切おこなわないことをいいます。

自分の死をどう迎えるのか

尊厳死や安楽死どちらも、治療への苦痛や精神的なダメージを自分だけではなく介護してくれたりする周りの人たちを巻き込みたくないといった思いもあります。現在世界的にも、尊厳死や安楽死について議論が行われています。
例えば、オランダやベルギー、ルクセンブルクなどは安楽死及び尊厳死は、法律にて定められているのです。その為、日本のように刑事事件へと発展することはありません。このように、国によって安楽死や尊厳死への扱いが異なっているのです。
最期を迎える日がいつになるかわかりません。しかし、最期にどういった死を迎えたいのかを考えることも必要です。家族や周りの人と話し合いをしながら、自分にとって最高の人生だったと思えるような最期の迎え方を考えそして伝えることで、思い通りの最期を迎えることができます。


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