介護におけるネグレクトの問題とは?

介護業界のネグレクトの概念

介護におけるネグレクトの問題とは?についてのイラスト 介護業界では高齢者へのネグレクトという大きな問題を抱えています。ネグレクトとは虐待の一種であり、「無視すること」「ないがしろにすること」です。高齢者介護だけでなく虐待の問題は多く、家庭での育児や学校などの施設などでも深く大きな課題となっています。虐待にはいくつかの種類があり、高齢者は身体的、性的、心理的、経済的虐待といろいろな面での危害にさらされる危険を持っています。特に高齢者施設や家庭内などの閉鎖された環境では虐待の事実が見えにくかったり隠されてしまったりすることもあります。
また、ネグレクトに関しては介護現場の忙しさや人材不足、知識や技術の不足によって、虐待をしている人も気がつかないという可能性もあるのです。ネグレクトとしては、投薬や食事、適切な介助を怠ったり、必要なものを奪ったりということがあります。また、高齢者自身が介助や介護を求めずに健康上の問題を抱えることを「セルフネグレクト」といい、こちらも問題視されています。

介護業界でネグレクトが起こる原因

介護業界では、高齢者が施設に居住したり、自宅という閉鎖的なスペースで介護サービスを利用したりすることとなります。介護を受ける高齢者は、認知症や言語障害などで自分の要求を伝えにくい面を持つことや世話をされていることによって引け目を感じたりすることもあります。こうした客観的な第三者のいない当事者だけの環境では、そこでの行為が当たり前のものとして成り立ってしまい、ネグレクトが起こっていても誰も止めることができないものです。 また、現代の高齢化の進度は介護者数の増加よりも速く、介護の現場は常に人手不足となっています。そのため、そこではスタッフが膨大な仕事に追われて余裕がありません。これが心身ともにゆとりを失わせ、言葉をきつくしたり、必要な介助を後回しにしたりするのです。この状態ではきつい言葉で高齢者を萎縮させ、依頼しにくくさせることでネグレクトが起こってしまいやすくなる危険性があります。
また、高齢者を幼児化した扱いで楽に管理しようとすることもあります。こうしたことを根本的に改善するためには、個々の意識だけでなく社会全体が変わることが必要です。周囲の人が介護に関心を持つとともに、介護業界の人手不足を解消する施策も必要となるでしょう。このように高齢者のネグレクトは、その他の虐待と複雑に絡み合っており、高齢者自身も介護者もそれを意識せずに受け入れてしまうことがあります。明らかな暴力や暴言ではなくとも、根の深いところでネグレクトを受けて精神的、身体的に被害を受けてしまうこともあるのです。

虐待の種類

虐待の種類についてのグラフ


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