嚥下障害のある方にはペースト食を

状態によって様々なタイプの介護食を

介護食の中でも嚥下障害のある方にはペースト食を。についてのイラスト 高齢になると咀嚼する力や嚥下する力が衰えてきます。普通の食事は上手に食べられないかもしれません。そこで高齢者が食べやすいように工夫した食事が「介護食」です。

介護食には高齢者の状態によって様々な種類があります。

常食

咀嚼障害、嚥下障害がなく、特に制限のない食事です。

キザミ食

食べ物を細かく刻んだ食事です。噛む力が弱い人に向いています。

軟菜食(ソフト食)

舌でつぶせるほど柔らかく調理した食事です。食材の原型をとどめているのが特徴。噛む力・飲み込む力が弱い人に向いています。

ミキサー食

食材を全てミキサーにかけ、液体状にした食事です。飲み込む力が弱い人に向いています。

ペースト食

柔らかく調理した食材を、更にミキサーなどを使ってペースト状にした食事です。こちらも飲み込む力が弱い人に向いています。

流動食

噛まなくても飲み込める液状の食事や重湯のことです。

嚥下障害の方に提供する「ペースト食」の作り方

飲み込む力が弱い方には、お粥や柔らかく煮込んだおかずを更にペースト状にして飲み込みやすくした「ペースト食」を提供します。ペースト食のポイントは、粒が残らず口の中でスルスルと移動できること。喉をなめらかに通過するので飲み込みやすくなります。

作り方

⒈まず、お粥や煮物、煮魚など普通に調理をします。この時のポイントは、肉や野菜など繊維のある食材はあらかじめ切り込みを入れて繊維を切っておくこと。更に肉や魚は叩いて柔らかくしておくのもオススメです。
⒉出来上がった料理をミキサーやフードプロセッサー、すり鉢などでペースト状にします。お粥など水分が多い料理はそのままミキサーにかけてOKですが、煮物やお浸しなどは煮汁やスープ、そして市販のとろみ剤などを一緒に加えてください。
⒊適度なとろみがついて食べやすくなったら完成です。

ペースト食の食べさせ方と注意点

大切なのは、高齢者になるべく自力で食べてもらうこと。食べるペースや一口の量は人それぞれ違います。本人の食事の仕方に合わせて食べさせてください。スプーンなどを使って少しずつの量から始めると良いでしょう。なかなか飲み込めない場合は、「はい、ごっくん」などの声をかけるとうまくいくことがあります。飲み込んだのを確認してから次の一口をすすめましょう。ペースト食はやはり食欲がわかないものですが、食べる意欲は生きる意欲に繋がります。「一緒に食べよう」など声かけを行い、本人の意思で食べられるような環境を心がけてください。また、どんなに時間がかかっても食べこぼしても、急かしたり怒ったりしないようにしましょう。


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