介護におけるプライバシー保護の重要性

介護の現場はプライバシーの宝庫

介護におけるプライバシー保護の重要性についてのイラスト 介護職、介護業界で働いている人たちは、高齢者の個人的な生活や身体、精神に関係することにも深く関わることが多くなります。自宅での訪問介護だけでなく、施設内での介助や他の利用者との関わり合いなど、いつでもプライバシーや個人情報の問題と接していることを強く意識することが求められます。排泄・衣類の着脱・入浴では利用者は介護者に普段人には見せない部分まで見られることになりますし、適切な介護のために生活全般を細かく知らせることになります。
また、その人の病気や障害の有無や種類、家族構成などのデータは個人情報であり、それを外部に不用意に漏らすことでプライバシーを侵されたことによる不信感だけでなく、高齢者の方やその家族が「振り込め詐欺」や悪徳商法などのリスクも負うことになりかねません。 高齢者の介護では、病気や障害のために日常生活の動作や認知が難しくなった利用者と関わることとなりますが、常に相手はプライドも意思もある大人であるということを忘れてはいけません。介護に当たるスタッフは、常にプライバシー保護と尊重の立場を貫き、話してはいけない情報を不用意に第三者に漏らさないようにします。それは仕事中であるなし、退職後に関わらず維持されます。そのため介護職員は、退職後の守秘義務に関して就業時に誓約書を交わしているはずです。

プライバシーの保護の徹底を

介護保険施設や居宅サービス事業者、有料老人ホームなどの高齢者介護の現場におけるプライバシー保護、個人情報の取り扱いに関しては、2005年4月に施行された「個人情報保護法」、厚生労働省の「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン」、運営基準などでその範囲などに関しても決められています。個人情報保護法で小規模事業者の個人情報取扱事業者としての義務は定められていませんが、ガイドラインでは小規模事業所に対しても指導がされています。個人を特定できる情報の漏洩には特に注意が必要です。
プライバシーの範囲に関しては、利用者のことを他者に不用意に漏らすというだけでなく、排泄・衣類の着脱・入浴などで他人に見られたくない部分のケアで利用者の気持ちを傷つけないための言動にも注意が必要です。施設内でのこうした介助において、他の利用者やスタッフなどに見られたり、知られたりすることによってプライドを傷つけられる利用者は多いものです。ケアに当たる時には、機械的に業務をこなすだけでなく、利用者の心に寄り添ったやり方が求められます。また、他の利用者との関係を取り持つ場合にも、本人の嫌がるようなプロフィールを勝手に教えることは厳禁です。病気の名前や障害なども本人が知られたくないと感じていることがあるものです。


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