介護施設のユニットケアとはどんなもの?

今までの暮らしに近い「ユニットケア」とは?

ユニットケアで介護するについてのイラスト ユニットケアとは、より自宅に近い環境の介護施設で他の利用者と共同生活を営みながら、個別にケアを受けられる介護スタイルのことです。10人程の入居者でひとつのユニットを組み、各ユニットに決められたスタッフが生活をサポートしていきます。最も特徴的な点は、入居者一人一人に個室があることでしょう。ユニットケアの施設では、プライバシーの守られる個室と他の入居者やスタッフと交流が持てる共同の居間で生活していきます。自分の時間が欲しい時は自室で過ごし、他の人と話したい時や食事の時は居間に出てくるという生活スタイルが可能です。また食事の時間や起きる時間など、同じ介護施設でも各ユニットによって異なります。スタッフも固定となるため、より家族と過ごしているような安心感を持ってもらえるはず。介護が必要な状態でも、入居者一人一人の個性や生活リズムを尊重したケアが可能になります。

個別ケアを実現しやすいユニットケアの利点

従来の介護スタイルは、大部屋に数人が暮らす「集団ケア」が主流でした。集団ケアでは大勢の利用者を効率的に介護することができますが、どうしてもプライバシーを守ることは難しくなってしまいます。たとえばカーテン一枚を隔てて排泄することは、利用者にとって気持ちいいものではありません。また集団で決められた時間に一斉に起きる・全員で食事を摂るなどのルールが定められている施設も多く、個性が失われてしまいがちなことも事実です。ユニットケアの導入は、そういった問題点を解決する個別ケアの実現も可能となります。個別ケアは利用者の尊厳を守る介護スタイル。一人一人の個性や生活スタイルに合わせてケアしていくため、よりきめ細やかな支援が可能となるでしょう。ユニットケアの導入によって、以前よりも活動的になったり他の人とのコミュニケーションが活発になったりと利用者に良い変化が見られることもあります。

ユニットケアの現状と将来性について

ユニットケアを導入している介護施設は、現状では全体の3割程度。比較的新しい介護スタイルのため今は少なくとも今後は増えていくことが予想されていますが、実際のところ難しい点も多いとされています。ユニットケアのスタッフは固定となっているため、欠勤や退職の際の対応が難しくなってしまいます。また従来よりも臨機応変できめ細やかな対応が必要となるため、スタッフ一人一人の高い能力が問われるでしょう。そのため施設側は職員の確保が課題となり、その分利用者にとっても施設の利用料が高くなるなどの負担がかかります。しかし、利用者の尊厳を守り、個別にケアをしていくことはとても重要なことです。ユニットケアを用いて、利用者が安心して暮らせるようなサービスを今後も提供していく必要があると言えるでしょう。


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